資料を読み終えても、自分の言葉で説明できるかは、まだわからない。次に読むページへ進む前に、内容を問い直す時間を作る方法があります。

NotebookLMには、追加した資料からクイズやフラッシュカードを作る機能があります。2026年9月29日に確認したGoogle公式ヘルプでは、サービス名が「Gemini Notebook」と表記されています。本記事ではNotebookLMという名称で探している人に向けて、その公式ヘルプに記載されたパソコンでの手順を紹介します。Google公式:クイズ・フラッシュカードの生成

以下は公式資料をもとに整理した使い方です。筆者が画面を操作して検証した体験記ではなく、学習効果や生成される問題の正確さを保証するものでもありません。

何ができるのか、どんな人に向くか

公式ヘルプによると、ノートブックに追加したソースをもとに学習教材を生成し、難易度や出題内容を指定できます。クイズを終えた後は結果を見て、復習したり、もう一度受けたりできます。Google公式:生成と復習の操作

使い道としては、次のような場面が考えられます。

  • 自分の学習メモから、用語の意味を説明する練習をしたい。
  • 操作マニュアルを読んだ後で、手順の順番を確認したい。
  • 同じ資料を読み返す前に、答えに迷う箇所を探したい。

ここで扱うのは復習用の問題作りです。試験範囲の網羅や、資格試験への合格を保証する使い方ではありません。

資料を追加してクイズを作る手順

1. 復習する資料を一つ選ぶ

まずは、自分で作った学習メモなど、アップロードしてよい短い資料を一つ用意します。範囲を狭くするのは、問題がどの記述に基づいているかを自分で照合しやすくするための提案です。

Google公式ヘルプには、PDF、テキスト、コピーして貼り付けた文章などが対応ソースとして挙げられています。権利のない文書をアップロードしないようにも案内されています。Google公式:ソースの種類と追加方法

勤務先の資料を使う場合は、利用してよいアカウントと資料の範囲を勤務先のルールで確認してください。

2. ノートブックにソースを追加する

パソコンでGoogleのノートブックサービスを開き、新しいノートブックを作るか、所有しているノートブックを開きます。左側の「ソースを追加」から用意した資料を追加します。これはGoogle公式のソース追加手順に沿った操作です。Google公式:ソースを追加する

追加後は、使いたい本文がソースとして取り込まれているか確認します。別の資料や古い版を選んでいた場合は、そのまま問題作りへ進めず、対象を確認し直します。

3. Studioからクイズを生成する

公式のクイズ生成手順は次のとおりです。

  1. ノートブックの「Studio」パネルを開く。
  2. 「クイズ」を選ぶ。生成前に条件を設定する場合は鉛筆アイコンを使う。
  3. 必要に応じて難易度と、作りたい問題の説明を指定する。

生成・削除にはノートブックの編集権限が必要です。Google公式:クイズの生成手順と権限

説明欄には、たとえば次のような依頼が考えられます。これは本記事で作成した例であり、実行結果ではありません。

対象者:この資料を一度読んだ初心者。
目的:用語の意味と、操作手順の順番を復習する。
出題範囲:追加した資料の「基本用語」と「操作手順」の章。
資料に書かれた内容から答えを判断できる問題を作ってください。
例外条件がある場合は、条件も含めて出題してください。

章名は自分の資料にある見出しへ置き換えます。指定を入力した後も、実際の問題が範囲内に収まっているか確認してください。

解いた後は、迷った箇所を資料に戻す

本記事では、次のように復習する方法を提案します。

  1. 資料を閉じて問題を解く。
  2. 間違えた問題と、正解でも説明できなかった問題を分けてメモする。
  3. 元の資料を開き、答えの根拠となる箇所を読む。
  4. 問題側に誤りや曖昧さがあれば、その問題は理解度の判定に使わない。

正解数だけで終わらせず、「この条件が抜けると答えが変わる」と説明できるかを確認します。出典との照合方法は、生成AIの文章を原文で確認する手順でも扱っています。

無料枠と利用上限

2026年9月29日に確認したGoogle公式のプラン比較では、StandardはGmailアカウントで無料登録でき、クイズの上限は1日10件、ソースは1ノートブックにつき50件と案内されています。無料枠内で試す構成であれば、この記事のために有料プランを契約する必要はありません。Google公式:プランと使用量上限

「クイズ10件」は生成の利用枠であり、一つのクイズに含まれる設問数として扱わないでください。公式ページには上限が変更される場合があると明記されています。利用時には同じページで確認してください。有料プランの月額料金は、この無料枠での手順では扱いません。

また、生成された問題が資料の全項目を網羅したとは判断せず、重要な項目は元の目次とも照らし合わせます。最初の一回は短い資料で問題と答えを確認し、復習に使える範囲を見極めてから対象を増やす方法があります。

参考にした一次情報

確認日:2026年9月29日。公開を後日にする場合は、操作名と利用上限を再確認してください。