ここに書かれているものは、出来事の記録ではありません。 その場でうまく言葉にならなかった違和感や、輪郭だけが残った感情のようなものです。

誰かの何気ない返答や、夜のコンビニの光、雨上がりの道路の色。 多くの人にとっては通り過ぎていく景色でも、なぜか少しだけ立ち止まってしまう瞬間があります。

私にとっては紛れもない事実です。 ですが、ここに並んでいるものが、あなたにとって同じ形で見えるとは限りません。

雨の夜道が静かに美しく見える日もあれば、晴れた昼間の光が妙に気だるく感じる日もあります。 景色そのものより、見ている側の輪郭のほうが、少しずつ揺れているのかもしれません。

結月硝子は、そうした“見え方の揺れ”を置いていくための場所です。

答えを出すためではなく、 うまく名前を付けられなかった感覚を、置き去りにしないために。


紹介

2006年生まれ

人付き合いは嫌いではないですが、一人の時間もおなじくらい大切な気がしています。

音を聞くことに集中すると、普段見えないものが浮かんできます。そんな瞬間が好きです。


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